お金がない時どうする？アプリ等で金欠の乗り切り方を紹介

「急な出費が重なった」「飲み会続きでお金がない」など、お金がない状況に陥った経験は誰にでもあるでしょう。

お金がないと緊急時に対応できなくなりますし、生活に必要なお金も足りなくなってしまいます。

この記事では、お金がないときでもアプリで金欠時を乗り越える方法を徹底解説していきます。

お金がないときにすぐにやるべき4つのポイント

お金がないときは、下記4つのポイントを確認し冷静に乗り切りましょう。

お金が足りないときは、まず「いくら必要なのか？」冷静に計算するようにしましょう。

「とりあえず生活が苦しいから10万円用意しよう」など安易に考えると、お金を借りる場合だと借入額が増えがちです。

アプリでお金を借りるにしても、収入と支出のバランスをよく考えて返済可能な範囲内で借りるようにしましょう。

急にお金が必要になると誰しも焦ってしまいます。

冷静に行動ができなくなると違法業者に手を出してしまうケースもありますので、まずは落ち着いて現状を整理するよう心がけましょう。

お金がない！やばい時に使える6つの対処法

お金がないときの乗り切り方としては、下記の6つがあげられます。

お金がないときは、「収入を増やす」「支出を減らす」「お金を借りる」の３つの手段を講じるしかありません。

お金がないときは、借りる場合を除き一朝一夕で効果が出るものではありませんので、普段の生活を見直してコツコツ取り組むことが大切です。

お金がない時は返済できる範囲でお金を借りることも考える

お金を借りるなら、必ず返済できる範囲で借りるようにしましょう。返済できないレベルの金額を借りてしまうと生活費が圧迫され、お金がない状態を悪化させてしまいます。

返済可能な金額を算出するための基準として「返済比率」があります。返済比率とは、年収に対する年間返済額の割合で「年間返済額÷年収」の計算式で算出されます。

たとえば、年収300万円の人が毎月5万円のローン返済をしている場合、返済比率は20%です。※（5万円×12ヶ月）÷300万円＝20%

生活に支障を来さない理想的な返済比率は「平均25%まで」です。

返済比率が35%を超えると返済が難しいケースが多くなりますので、お金を借りるときは収入に対する年間ローン返済額をシミュレーションし、返済できる範囲かどうか見極めて借りるようにしましょう。

なお、年間の返済額を計算するときは「他社カードローン」や「クレジットカードのキャッシング」さらにはマイカーローンなどのローン返済額も計算して緻密（ちみつ）に計画することが大切です。

お金がないなら収入減を増やすことが一番の方法

お金がないなら、副業で収入源を増やせないか検討してみましょう。

副業のスキルがなくでもパソコンやスマホを使って始められる副業もありますし、アンケートやデータ入力など誰でも簡単にできる副業もあります。

ランサーズやクラウドワークスなどのクラウドソーシングを通じて、Webラインディングを請け負って稼ぐ方法もあります。

クラウドソーシング以外でもメルカリなどのフリマアプリで不要品を売ったり、UberEatsなどのデリバリーサービスでお金を稼いだりするのもおすすめです。

金欠でピンチの時は公的支援が利用できないか相談してみる

条件に当てはまるなら、公的支援で給付や貸付が受けられます。

「病気や障害で働けない」「災害で住む場所がない」など生活に困窮しているなら「生活困窮者自立支援制度」を通じて自立支援や家賃相当額の支給などが受けられます。

そのほかにも生活困窮者に対して最低限の生活を保証する「生活保護」や、病気や怪我によって仕事を休んだ際に支給される「傷病手当金」なども利用できるかもしれません。

国や地方自治体には状況に応じてさまざまな公的支援が用意されているので、まずは自治体の相談窓口に問い合わせてみるといいでしょう。

お金がない時は不用品を売ったり質屋で借りてしのぐ方法もある

不用品を売却したり、質屋に預けたりすればお金を用意できるかもしれません。

フリマアプリや買取業者などを通じて、スマホやブランド品・ゲーム機など換金性の高い品物を売却するのがおすすめです。

たとえば大手買取業者の大黒屋でブランド品を売却すると下記のような金額で買い取ってくれます。

※上記は2024年10月時点の買取価格です。引用元：大黒屋

状態の良い換金性の高い品物であれば、まとまったお金が手に入るのでピンチをしのげるでしょう。

また質屋であれば信用調査も不要ですし、期限内に返済すれば質屋に預けた商品も返してもらえます。

預けた商品を返してもらう必要がないなら、そのまま返済しなくても督促もされません。

お金がない時は食費を徹底的に削減して乗り切る

食費の削減は、お金がないときの対策のなかで重要なポイントです。たとえば下記のような方法で無駄な出費を減らしましょう。

まず食材はスーパーで購入して外食やコンビニでの食事を控えるのがおすすめです。無計画に買い物をしてしまうと無駄遣いになるため、献立を考えて食材を決めてから買うようにしてください。

さらに調理方法も工夫をすれば節約につながります。電気代のかかるオーブンやグリルよりも鍋やフライパンでの調理がおすすめです。

大手レシピサイトの「クックパッド」では、食材から料理のレシピを検索する機能もありますし、掲載レシピ数も多いのでバリエーションにも困らないでしょう。

支出額が多い出費（クルマ費用や保険料）を見直すことは大事

お金がないときは、家計のなかで支出が大きい項目から検討していくと効果的です。支出を項目ごとに見直しながら減らせる部分を見つけ出していきましょう。

たとえばマイカーを所有していると税金や車検、駐車場代などさまざまな費用がかかります。

ディーラーローンや残価設定ローンでクルマを購入している場合は、金利手数料が家計の負担になっているかもしれません。

クルマにかかる支出を抑えるのであればカーシェアの利用がおすすめです。カーシェアなら駐車場代もかかりませんし、毎月かかる保険料や車検代も不要です。

そのほかにも、家賃の安い公営住宅に引っ越す、保険を見直して保険料を下げるなどの方法もあります。

毎月支払う固定費を減らせばかなり生活費を節約できますので、ぜひ家計項目をひとつ一つ見直してみてください。

お金がない時に使えるアプリ10選を紹介

ここからは、お金がないときに使えるアプリ10選を紹介します。

お金がないピンチのときでもスマホだけでキャッシングできるアプリもあるため、急場もしのげるでしょう。

お金がないときはキャッシング以外の方法でお金を用意するのが理想です。

しかし借りる以外の方法で解決が難しいなら、返済可能な範囲で必要最小限でキャッシングすることも検討してみましょう。

お金借りるアプリおすすめ10選

「お金がない時の乗り切り方」お金借りる以外の方法を解説

お金がない金欠のときにお金を借りるのは楽な解決策ではありますが、結局は返済しなければならないため根本的な問題の解決にはなりません。

お金がないときには、お金を借りる以外の方法も考えながら生活を立て直すようにしましょう。

たとえば下記のようなお金がないときの対策があります。

家計管理を計画的にやりくりしてお金がない時を乗り切る

お金がないときは収支のバランスを見直してみましょう。家計を管理するために必要なのは「収入」と「支出」の把握です。

毎月の収入と支出がいくらなのか、項目ごとの金額を分けて把握できるとより効果的です。

つぎに無駄な支出がないかをチェックして減らせる部分がないかを検討してみましょう。家賃や固定費・通信費・サブスク代などの固定費は、すこし減らすだけでも長期的に大きな節約効果が得られます。

また、支出を減らすだけでなく毎月少しでも貯蓄できる金額を決めておきましょう。

現金がない場合は後払い決済やキャリア決済で買い物をする

後払い決済やキャリア決済を使えば代金の支払いを後回しにできるため、手元にお金がなくても買い物ができます。

NP後払いなどの後払い決済サービスではクレジットカードがなくても支払いを後回しにできます。

スマホキャリアで使えるキャリア決済でも代金の支払いをスマホ料金の支払いとまとめられるので、現金がなくても先に商品を手に入れられます。

ただし、後払い決済やキャリア決済を利用するときは下記のメリットやデメリットを理解しておくようにしましょう。

お金がない時はクレジットカードの利用を控える

クレジットカードを利用していると、人によっては使いすぎてしまって支出が膨らんでしまいます。

支出を抑える意識を持つためにもクレジットカードの利用を控えるのがおすすめです。

またクレジットカードのリボ払いも危険です。クレジットカードのリボ払いは毎月の支払い額が一定のため、つい利用しがちです。

しかしリボ払いには金利手数料がかかるため、支払いが長引くと支払い予定額が膨らんでしまうリスクがあります。

Q：「リボ払いはトラブルが多いと聞きますが、本当ですか？」
A：「リボ払いは毎月の支払額を一定にすることが出来るので計画的な利用が可能となる便利なサービスですが、他方で新たな買物をすると支払残高が増えることになるので、支払いの終期が延びるなど仕組みが複雑で分かりにくいという声もあります。しくみや利用方法を良く理解しておくことが大切です。」
（引用元：一般社団法人日本クレジット協会「リボ払いの特徴と利用上の注意」）

クレジットカードを利用する場合にはアプリで利用額などを確認しながら、できれば一括払いで早めに決済するように心がけましょう。

お金がない時は浪費する環境（ギャンブルや飲み会等）を避ける

浪費癖があって常にお金がない人もいます。浪費癖がある人は、浪費のきっかけとなる環境から離れるのがおすすめです。

たとえば、ギャンブルをやめられない人は「パチンコ店の近くを歩かない」「競馬や競艇の情報を入れない」などの対策が効果的でしょう。

飲み会ばかり参加してお金がなくなってしまう人は、友人などに飲み会に参加できないことを事前に伝えておけば誘われる回数も減ります。

無職（失業中）でお金がないなら公的支援を利用する

失業中でお金がないときは公的支援を利用するのがおすすめです。失業中であれば貸付ではなく給付による支援が受けられるため、返済も不要で家計も改善できます。

代表的な失業中の公的支援には「失業手当」があげられます。会社都合で退職した人なら、通常よりも早く公的支援で生活に必要なお金が受け取れます。

失業手当で受け取れる金額は下記の通りです。

「雇用保険で受給できる1日当たりの金額を「基本手当日額」といいます。
この「基本手当日額」は原則として離職した日の直前の6か月に毎月きまって支払われた賃金（つまり、賞与等は除きます。）の合計を180で割って算出した金額（これを「賃金日額」といいます。）のおよそ50~80%（60歳~64歳については45~80%）となっており、賃金の低い方ほど高い率となっています。」
（引用元：ハローワーク「基本手当について」）

そのほかにも生活福祉資金貸付制度や保険料・税金の支払い猶予、職業訓練校での手当などさまざまな公的支援があります。

自分が該当するかどうかは市役所やハローワーク、地域の福祉事務所で問い合わせるようにしましょう。

母子家庭や生活困窮者が利用できる給付金を利用する方法

母子家庭や生活困窮者でお金がないなら、公的給付金を検討してみましょう。

生活困窮者がもらえる給付金は返済不要なため、どうしても生活が立ち行かなくなっているときには頼りになります。

たとえば母子家庭の場合なら「低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金」が利用でき、児童1人あたり一律で5万円が支給されます。

さらに生活困窮者を対象にした「生活困窮者自立支援制度」を使えば、一定期間家賃相当額が給付されます。

お金がなくてもポイ活やアフィリエイトはおすすめできない

※上記画像はa8.netから抜粋。

副業やお小遣い稼ぎで収入を増やすためにポイ活やアフィリエイトに手を出す人もいますが、ほとんどは非効率なのであまりおすすめできません。

ポイントを貯めるためにアンケートに回答したり広告動画を視聴したりするなど、時間ばかり浪費するリスクもあります。

そのため、家計を改善する目的でポイ活やアフィリエイトをするのはおすすめしません。

お金がない時に絶対に利用してはいけない5つの事

お金がないからといって、下記項目には絶対に手を出さないでください。

闇バイトは犯罪に関わるため絶対にしないこと

闇バイトとは、特殊詐欺などの違法行為に加担する可能性のあるアルバイトのことです。特殊詐欺の実行犯として直接関わらなくても間接的に加担することでトラブルに巻き込まれていきます。

具体的には特殊詐欺で被害者から騙し取った現金を受け取る「受け子」や、他人の口座から現金を引き出す「出し子」、被害者に電話をかける「架け子」などがあげられます。

闇バイトは通常のバイトと同じような形で勧誘されることもあり高額報酬が提示されるケースも多いようです。

しかし闇バイトをやってしまうと自分が逮捕されるリスクがありますし、闇バイトを辞めようとしても個人情報をもとに脅されるケースもあります。

相場とはかけ離れた報酬でアルバイトに誘われたときは、闇バイトを疑って断るようにしてください。

個人間融資もトラブルの危険性が高い

SNSなどによる個人間融資でお金を借りる人もいますが、トラブルに巻き込まれる可能性が高いので注意してください。

そもそも不特定多数の個人を相手にお金を貸すのは法律に抵触する可能性がありますし、個人を装った闇金業者の可能性もあります。

「個人を装ったヤミ金融業者により違法な高金利での貸付けが行われるほか、更なる犯罪被害やトラブルに巻き込まれる危険性があります。」
（引用元：金融庁「SNS等を利用した「個人間融資」にご注意ください！」）

闇金業者によって法外な利息を請求される可能性もありますし、提出した本人確認書類や個人情報を悪用される危険性もあります。

カードローンなどの審査に通らないからといって、審査なしで借りられる個人間融資を利用するのは控えるようにしましょう。正規の業者で審査なしということは絶対にあり得ません。

クレジットカードの現金化は利用規約で禁止されています

クレジットカードの現金化とは、クレジットカードのショッピング枠を現金に換える行為のことです。

たとえばクレジットカードで金券を購入し、すぐに売却して現金を得るやり方があります。クレカの現金化は一見すると問題がないように見えますが、カード会社の利用規約で禁止されています。

そのため、現金化が発覚するとクレカの利用停止や強制解約などの措置がおこなれる可能性もあるので注意してください。

「クレジットカード会社は、換金を目的とするクレジットカードの利用を認めていません。このことは、クレジットカード会社とカード会員との約束事である「クレジットカード会員規約」に記載されています。また、クレジットカードで現行紙幣・貨幣を購入することはショッピング枠の現金化に該当します。このようなことは、規約違反として、「残金の一括請求」、「カードの利用停止」、「カードの強制退会」等のペナルティを受けることにもなります。」
（引用元：一般社団法人日本クレジット協会「クレジットカードのショッピング枠の「現金化」の誘いに注意」）

お金がなくても闇金やソフト闇金では絶対に借りないこと

「審査なしで借入可能」「他店で断られた方でもOK」などの謳い文句で利用者を募っている業者は、闇金の可能性が高いので注意してください。

闇金を利用してしまうと法外な利息を請求されて返済に苦しむ結果になります。

「違法な金融業者から借入れをすると、違法な高金利のため、返済請求額は雪だるま式に膨れ上がり、あっという間に返済不能となります。そして、少しでも返済が遅れた場合には、勤務先や親兄弟・親類まで脅迫まがいの厳しい取立てにあい、精神的に追い詰められてしまいます。」
（引用元：金融庁「違法な金融業者にご注意！」）

競馬やパチンコなどのギャンブルでお金を作ろうとしないこと

お金がないときに競馬やパチンコなどのギャンブルで取り返そうとするのは絶対にやめましょう。なかには、ギャンブル依存症になってしまっている可能性も考えられます。

ギャンブル依存症は本人が正しく認知できないケースもあるため、周囲の方のサポートも含めて適切な支援を受けることをおすすめします。

借金でお金がない人は弁護士・司法書士の無料相談を利用する

お金がない原因がカードローンなどの借入の場合、弁護士・司法書士に債務整理を依頼することをおすすめします。

お金がないから債務整理を依頼できないと思っている人が多くいますが、債務整理費用は将来的に分割で支払いが可能な弁護士や司法書士もいます。

また、債務整理費用の立て替えが可能な法テラスもあります。多重債務者の法律相談は30分無料などで行っている事務所もありますので一度相談してみましょう。

お金がない時アプリ等で金欠の乗り切り方のまとめ

お金がなくてやばいときは、焦らずに必要な金額やお金を用意すべきタイミングを整理するように心がけましょう。

とにかく急いでいるなら大手消費者金融がおすすめですが、急いでいないなら公的支援もおすすめです。

また常にお金がない状態が続いているなら、生活費のやりくりや「収入と支出のバランス」を見直すといいでしょう。